まんが純金美容道誕生物語

w_est_01しのぶは18歳の頃から、大手の有名なエステサロンで働き始め、5年が過ぎていました。美容機器を使ったエステは、誰にでもある程度の結果は出るのですが、それがお客様にとって一番最適な方法なのか、疑問を感じていました。
しのぶの母は、日本最大手化粧品メーカーで美容部員として働き、その後、ジュエリーデザイナーに転進しました。しのぶの母はジュエリー加工の打ち合わせの為、金箔職人さんと接する機会が多かったのですが、ある日、金に携わる方の手や肌の美しさに驚きました。
金に携わっている方は、昔から美容効果がある事は知っていて、職人さんの奥さんは、金の粉を使ってスキンケアを行っていると聞きました。この事がきっかけで、母は昔の知人を頼って、金箔が入った化粧品を作る事になったのです。

w_est_02本当に不思議な事ですが、金をに触れると、母もそうであった様に、しのぶもパワーがみなぎって来るのです。
しのぶは機械には頼らない、オールハンドのフェイシャルエステをゴールドローションを使って始めました。ハンドで行うと、お客様のお肌の状態を敏感に感じる事ができ、その人に合った、お手入れを自然と行うことが出来ました。そうすると、自分でも驚くほどに結果が生まれ、お客様にも本当に喜んでもらう事が出来ました。
純金の力について調べると、純金から弱い電流が出ている事が分りました。金の延べ棒に電極をあてて測定すると、人間の体にも流れている生体電流と殆ど同じアンペア数の電流が流れていたのです。また、純金は人間が唯一体に取り入れても害の無い鉱物と言われ、不純物の入っていない純金は金属アレルギーも引き起こしません。

w_est_03顔に金箔を貼る為の第一条件は、不純物が混じっていない事でした。通常の金箔は銅や銀、あるいは鉛などを混ぜ、金に粘りを持たせて薄い箔に伸ばしています。
この金以外の不純物は顔に貼ると、お肌に害をもたらしてしまいます。ですので、お顔に貼る為にはどうしても、不純物の混じっていない、純度99.99%の純金でなければならなかったのです。
99.99%の純金を箔にするためには金箔職人に相当な技術が求められました。この様な技術を持つのは、創業三百年の歴史を持つ、老舗金箔メーカーの堀金箔粉の他にはありませんでした。
老舗のプライドにかけて、顔に貼る金箔など作れないと言っていた堀金箔粉も、しのぶが何度も何度もお願いする事で、ようやく理解してくれました。その後も半年以上試作品造りを繰り返し、ようやくエステ用の金箔が生まれました。

w_est_04顔に金箔を直接貼るエステを始めると、金がお肌に貼り着いてなかなかはがれ難い箇所が出て来ました。それは人によって場所が違い、よく観察すると、肌トラブルやトラブルの元に吸い寄せられているようでした。また、顔にある人体のツボとも関係していました。例えば口の周りに金箔が集まると、胃腸系のトラブルを抱えているなど、ツボの知識と合わせる事で、その人の体調まで読み取りながらお手入れが行えるようになったのです。
その様な経験を積んでいるある日、金気功に出会いました。金気功とは、タイで鍼灸を身に付けた、野村広という先生が開発した治療法で、針の変わりに金を貼るだけで針以上に体の気の流れを正常に戻せるというものでした。タイでは保険が適用される、国が認めた治療法でした。しのぶは、この技術をタイで身に着け、美容に活かしているのです。

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金箔を顔に貼ると本当にポカポカします。金箔パック中は、その自然な温かさで眠る方が沢山いらっしゃいます。金は疲れた体も、そして心までも癒してくれる効果がある様で、感受性の強かった幸子は金の不思議な力を全身で感じ取ったようでした。
幸子は本当に、次の日に会社に辞表を提出し、しのぶと一緒に働く事になったのでした。
金に力を感じるのは日本人だけでなく、万国共通のようです。しのぶは、ロシアのある企業に招待され、東ヨーロッパ最大級の美容展示会で、純金美容道のデモンストレーションを行い、大絶賛を受けました。モデルになったロシア人の女性は、「こんなに癒されるエステは受けた事が無い」と本当に涙を流して喜ばれました。

w_est_06しのぶがたどり着いた、この金を使った美容法は、西洋で生まれたエステティックの考えと、東洋のツボや気と言った知識の上に、純度が99.99%の柔らかい金を箔にするという日本人独特の繊細な技術によって生まれたもので、「純金美容道」と言う呼び方がピッタリな全く新しい美容法です。
しのぶは、日本ゴールドヒーリングセラピスト協会を立ち上げ、純金の知識とエステの技術を身に付けた美肌師を養成する事に取り組んでいます。
そして、一人でも多くの方にこの純金の素晴らしさを知ってもらい、もっと美しい女性が増える事を望んで今日も活動しています。

 

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